2017-12-04

Q.パーマやカラーをするときの前処理・後処理とは何ですか?

Q.パーマやカラーをするときの前処理・後処理とは何ですか?

A.薬剤によるダメージから髪を守るためのものです。

パーマやカラーなど薬剤を使う前にする処理を前処理といいます。

薬剤で髪が傷みにくいように保護したり、内容成分を補給したりしてから施術時することにより、より良い仕上がりを得やすくなります。

傷んでいる毛先と、健康な髪では薬剤の浸透や効き目が違ってくるからです。

後処理は薬剤を流すときにする処理のことです。

薬剤を使った施術後しっかりと洗い流しても、どうしても髪に残ってしまう残留アルカリというものがあります。

これが後々、髪を傷ませてしまう原因になります。ですので、これをしっかりと除去してあげる事が大事です。

また、アルカリ性に傾いたph(ペーハー)を、もとの髪の状態の弱酸性に戻していくphコントロールの効果もあります。

短時間でササッと行う施術ですが、実はとっても大切な工程なのですね。


鈴木 健司
原宿、銀座などで、幅広い年齢層や、さまざまな髪質のお客様を担当させていただきながら、19年の経験を積んできました。 ほどよい抜け感のある決めすぎない、毎日のスタイリングが楽なヘアスタイルを提案させていただきます。 カラーやパーマ施術でも、お客様ひとりひとりの髪質・クセ・状態を見極めて1番適した薬剤を選定し、髪の傷みを最小限に抑えながら、自分の新たな一面を発見するお手伝いをさせていただきます。
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