2017-05-31

人口が減り続ける日本とグローバル美容師の在り方。

皆さん、飛び込み(予約なし)で美容院に行ったことってありますか?

ちなみに僕はないです。

うちの店では基本、完全予約制となっているので、いきなり来店されることはほとんどないです。

ですが、たまにフラッと来店される新規のお客様がいたりします。

その時に、予約のお客様が入ってなければもちろん喜んで対応させていただきますが。

ただ、なぜか外国人の方も来店されたりすることが多いんです。

なんでかな??と考えたところ、ウチのビルの3階にも美容院が入ってまして、「英語OK!」みたいな看板広告を出してたような気がしました。

おそらくそれを見て階段を上り、TAROに間違えて入ってくるのかなという名推理。

まったく違うかもしれませんが。

ただ、英語ができない僕にはそれを聞いて確かめる術もなくーー。

外国人お客様は入ってくるなり開口一番、

「Cut ok??」

「Can you speak English ?」

などなど。

それに対して、「ok」やら、

「a little」(少し)

しか返せない僕。

しかし、髪を切るということに国境などなく、言語が伝わらなくとも通じ合えるのがこの仕事。(でもやっぱり言葉は大切)

ボディランゲージや、つたなすぎる英語と、ヘアカタログなどを使いながらゴールの髪型を決め、そして切ります。

それでもありがたいことに結果的には「グレイト!!」と喜んでいただけますが。

日本に旅行に来る外国人の方の爆買いなどはおさまってきていて、今は日本の素晴らしいサービスを受けに来る方も多いらしいです。

ヘアサロンや、エステやネイルなどなど。

なので、英語も勉強して話せるようになればいいなとは漠然と思ったりします。美容師としても新たな強みですよね。

オリンピックもありますし。

前々から、年の初めには英語やったるか!と思ってチャレンジしてきたんですがね。(任天堂DSソフトえいご漬け)どうにも続きませんね。

でも海外旅行とかに行って言葉が伝わらないとかもそれはそれで面白いし、まあいいかと思いました。

どうにか髪も切れてるし。

でもいつの日か外に出している看板に

「英語カモン!!」と書かれる日が来たら、

こいつ‥とうとうやり遂げたな、グレイト!と思ってやってください。

END。


鈴木 健司
原宿、銀座などで、幅広い年齢層や、さまざまな髪質のお客様を担当させていただきながら、19年の経験を積んできました。 ほどよい抜け感のある決めすぎない、毎日のスタイリングが楽なヘアスタイルを提案させていただきます。 カラーやパーマ施術でも、お客様ひとりひとりの髪質・クセ・状態を見極めて1番適した薬剤を選定し、髪の傷みを最小限に抑えながら、自分の新たな一面を発見するお手伝いをさせていただきます。
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