2018-07-16

【実例】白髪染めを、いつもよりも明るく染めたい!ですが、コレを見落としてしまうと、髪は明るくなりません。

□本日のお客様

大田区よりお越しのKさん。

早く来たいと思いながらも、なかなか予約の予定が合わず、少し先延ばしになってしまいましたが、暑いなか来店してくれました。

では、さっそく髪の状態から拝見させていただきます。

□来店時の髪の状態

前回の来店から間隔が合いた割には、まとまっているように感じます。

まだそんなに白髪も目立ってないように見えますが、

近づいてよく見てみると‥

白髪がしっかりと出てきていますね。

□Kさんの髪質データ

・直毛

・ハリがある

・太い

といった感じです。

頭頂部の表面に白髪が集中しやすいタイプですので、伸びてくると目立ちやすいです。

内側に多いぶんにはそんなに目立たないのに、なぜか表面で自己主張しがちな〝嫌なヤツ〟ですね。

□カウンセリング

前下がりをもっと強めたいということでしたので、えりあし部分は刈り上げの一歩手前まで攻め込んで短く切り、前下がりを強めのラインにしていきます。

カラーは、夏なので少し明るくイメージチェンジをすることになりました。気になる白髪はカバーしつつも、全体的に明るくしていきたいと思います。

□薬剤選定

今回は「根元」と「毛先」それぞれに2種類の薬剤を用意します。

【根元の薬剤】白髪をしっかりカバーしながら髪を明るくするように配合していきます。

【毛先の薬剤】今の暗めの色よりも明るくしていきたいので、少し明るめの薬剤を配合していきます。

実は「根元」と「毛先」というのは、状態が全然違います。

以前すでに白髪染めを行なっている「毛先」の部分というのは、

白髪染めの〝染料〟が濃く入っているため、〝明るくなりにくい〟状態なんです。

ですので、この〝染料〟の残りなどを見落としてしまうと、髪が明るくならないです。

イメージする仕上がりよりも、〝少し明るい〟薬剤を使って配合していくことで解決できます。

□施術工程

今回はカットから先にしまして、その後、カラーリングをすすめ、カラー剤を流す時に「ヘッドスパ」のメニューも合わせて行っていきました。

仕上がり

明るくなりました!

前下がりのラインもキレイです

頭頂部の白髪もしっかりカバー。

気になる白髪を染めつつ、きちんと明るさもでて、イメージチェンジできましたね!ヘッドスパでも、ウトウトとリラックスしていただけたみたいで、なによりです^ ^

Kさん、またのご来店楽しみにお待ちしてますね!

□Before &After

before

after

 

本日のメニュー

・カット

・カラーリング

・ヘッドスパ

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白髪を染めながら、髪を明るくする方法は他にも選択肢があります。

お客様の髪の状態や、目指すスタイルに合わせて提案させていただきますので、まずは気軽にご相談くださいね!


鈴木 健司
原宿、銀座などで、幅広い年齢層や、さまざまな髪質のお客様を担当させていただきながら、19年の経験を積んできました。 ほどよい抜け感のある決めすぎない、毎日のスタイリングが楽なヘアスタイルを提案させていただきます。 カラーやパーマ施術でも、お客様ひとりひとりの髪質・クセ・状態を見極めて1番適した薬剤を選定し、髪の傷みを最小限に抑えながら、自分の新たな一面を発見するお手伝いをさせていただきます。
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