2018-07-21

【実例】パーマがかかりづらい髪質には、〝ロッド〟や〝巻き方〟を変えることで、ウェーブスタイルを実現する方法。

□本日のお客様

中央区からお越しのMさん。

今は毎日大変なドライヤーに負けずに、頑張って髪を伸ばしている状態です。

□来店時の状態

肩に後ろの髪がギリギリかかるぐらいのボブがベースになっています。

□髪質データ

・直毛

・太さは普通

・毛量多め

Mさんの髪質は硬めの直毛です。ストレートなので、一見そんなに毛量も多くないように感じられますが、けっこう多いです。

□普段のお手入れ

パーマ用のスタイリング剤を使用し、おさまりよく仕上げています。

□カウンセリング&提案

本日は、数年ぶりに〝内巻き〟ではなく、〝ウェーブ〟のパーマをかけたいとのことです。

髪を伸ばしている途中で切りたくなってきてしまうので、〝ウェーブ〟で雰囲気を変えながら伸ばしていく作戦です。

現在、毛先の髪の傷みも気になるということなので、「トリートメント」を急きょ追加して、ダメージレスなウェーブスタイルを目指していきたいと思います。

□施術工程

【カット】

伸ばしていきたいので、ベースの長さはあまり変えないようにしながら、〝内側〟をメインにしっかりと毛量調整をしていきます。

ですが、

あまり髪の表面に軽さを出してしまうと、

髪の〝面〟の部分が乱れて見え、パーマをかけた時にパサっとした質感になってしまうので、注意しながら調整していきます。

【パーマ】

Mさんは、直毛でパーマがかかりづらい髪質ですので、イメージよりも少し細めのロッドを選定し、本数も多めに巻いていきます。

巻き方も、ただ一定方向に巻くだけでなく、

〝リバース(後ろに)〟や〝フォワード(前に)〟をMIXしながら、髪に〝動き〟をつけて立体感のあるウェーブを目指していきます。

こうすることで、かかりづらい髪質のMさんでも、ウェーブを感じられやすくなります。

【トリートメント】

今回使うのは、5種類ものトリートメントです。

内側から髪をしっかり補修しつつ、手触りの良い綺麗な髪を手に入れられます。

□仕上がり☆

ちゃんとかかりました!

大人っぽい雰囲気^ ^

〝ヘアアレンジ〟などもしやすくなりますね!

普段のお手入れとしては、毛先を霧吹きなどで少し濡らします。

毛先のパーマが水で戻ってきたら、ウェーブ用のムースを下から揉み込み、自然乾燥して完成です。

これなら忙しい朝でも楽ちんですね!

□Before &After

□before

□after

□本日のメニュー

・カット

・パーマ

・トリートメント

 

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パーマがかかりづらい、又は取れやすいなどの悩みをお持ちの方がいましたら、まずは気軽にご相談くださいね!


鈴木 健司
原宿、銀座などで、幅広い年齢層や、さまざまな髪質のお客様を担当させていただきながら、19年の経験を積んできました。 ほどよい抜け感のある決めすぎない、毎日のスタイリングが楽なヘアスタイルを提案させていただきます。 カラーやパーマ施術でも、お客様ひとりひとりの髪質・クセ・状態を見極めて1番適した薬剤を選定し、髪の傷みを最小限に抑えながら、自分の新たな一面を発見するお手伝いをさせていただきます。
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